クリンダマイシンはニキビ対して効果を発揮する薬です。軽度~中度のニキビに対して改善が狙え、病院処方が一般的です。当サイトではこのクリンダマイシンがどのようにニキビに作用し、どのくらいの期間で改善するのかなどについて紹介します。

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クリンダマイシンの副作用は?

多様な錠剤

クリンダマイシンはリンコマイシン系の抗生物質で,ブドウ球菌や溶血連鎖球菌や肺炎球菌などのグラム陽性球菌に対して抗菌力を持っています。
作用機序としてはペプチド転移酵素反応を阻止し蛋白質合成を阻害することによって抗菌作用を発揮します。
通常は静菌的に作用しますが、高濃度もしくは感受性が高い菌には殺菌的に作用します。略号はCLDMで表記されます。
商品名はダラシンという名前の薬剤として飲み薬と点滴のものがあります。
しばしば他の抗生物質と併用して処方されたり点滴されます。

クリンダマイシンの副作用は薬剤性過敏症症候群として呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等を起こすショックやアナフィラキシー様症状、偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎を起こすことがあります。
その場合は直ちに投薬を中止し、適切な処置を行う必要です。
そのほかにも皮膚への副作用としては、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)や中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、剥脱性皮膚炎なども起こすこともありこれらも重篤な副作用となります。
皮膚粘膜眼症候群・中毒性表皮壊死症は使用後2週間程度で見られることが多く、初期には発熱、咽頭痛など風邪症候群に似た症状をおこします。
進行すると全身の皮膚がやけどのようにただれたような状態になります。

さらに皮膚や粘膜だけではなく結膜充血や目やに・まぶたの腫れ等の症状が現れ重篤な例では失明することもあり注意が必要です。
体の血液細胞がすべて減少する汎血球減少症や間質性肺炎を起こします。
PIE症候群というのは、白血球の中の好酸球の血球成分が増加して、アレルギー反応を起こして肺浸潤やぜんそく発作などの症状を呈します。
その場合は副腎皮質ホルモン剤の投薬等の早急な処置が必要となります。
その他にも肝機能障害や急性腎不全の報告、菌交代症(口内炎やカンジダ症)、発熱や頭痛や倦怠感や腟炎や小水疱性皮膚炎や多発性関節炎、苦味などの報告も知られています。
クリンダマイシンを使用中や使用した後で上記のような症状が出た場合には、医療機関での診察や検査を受ける必要があります。

クリンダマイシンの飲み合わせや併用禁忌薬

クリンダマイシンの飲み合わせで気を付けなければいけないものは、同じ抗生物質であるエリスロマイシンとの併用です。
肝機能障害や急性腎不全などの持病を持つ人は、重篤化することも懸念され、より慎重な判断が必要とされます。
アナフィラキシーショックで緊急を要す副作用が表れる例も報告されています。
一般的に抗生物質は、薬剤性過敏症症候群を誘発し、大腸炎が悪化する怖れがあり、抵抗力のない高齢者、幼児には特に注意が必要と言われています。

また汎血球減少や好酸球増加によるPIE症候群を起こすとも懸念されているようです。
クリンダマイシンの多用は、それらにより間質性肺炎になり、最悪死亡するという薬害事故を起こしかねないほど、副作用が大きいのが特徴なのでしょう。
クリンダマイシンの特徴は何と言ってもその殺菌力の高さですから、皮膚炎の悪化にも大きな力を発しますね。
例えばニキビは一日、二日では炎症が引かず、若い人はなるべく早くきれいにしたいと願います。
軟膏で発売されているクリンダマイシンを塗布し、きれいに引いたらすぐに中止するというやり方なら副作用を併発することもないはずです。
薬にはどんなものでも副作用がつきまとうので、効用をしっかり把握し、症状が緩和したらやめるという決断が必要なのです。

抗生物質は様々な疾病に用いられますが、最近では抗生物質を多用することによる耐性菌の低下が指摘されています。
抗生物質を用いることで、抵抗力を失い免疫力すら低下するとしたら本末転倒ですね。
人の身体にはもともと備わった自然治癒力があるということを忘れてはならないのでしょう。
日頃から自分の体調には留意し、無理をせず疲れたら休むということをしっかり心がけ健康で暮らしていきたいものです。

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